Purusha blog

光に還るものたちへ

「今ここを生きる」ということ

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「今ここを生きる」
よく聞いてきた言葉。
大事だと頭では理解してきた言葉。
でも、ずっと腹落ちまではできてなかった。

 

今ここを生きるって、
目の前の物事に集中するってこと?
んー、一瞬一瞬を大事に生きる
ってことなんだろうけど。
そんな感覚だった。

だけど、わかった。
今ここを生きるとは、
些細な喜びに目を向けるということ。


昔、ブッダが、幸せは心の中にあると言った。
私も納得だった。
出来事そのものが幸せを作るんじゃなくて、
捉え方が幸せを作るから。
こう考えていた今までの私も正しい。
だけど、真実はもっと豊かだった。

何か出来事が起こったとしても、
何も起こってないとしても、
目を開けば、
目の前はすでに喜びで溢れていたのだ。
今この一瞬は、二度とこない。
正真正銘の一度きり。
その一瞬の空間に目を向けてみたら、
びっくりするくらい
たくさんの奇跡が転がっていた。


カラフルな世界がいつも目に見えていること。
少し歩くたびに、違う匂いを楽しめること。
美味しそうな料理の匂い。
ありとあらゆる食べ物の味。
それぞれ違う食感。
飲み物が喉を通っていく感覚。
生活を彩る多様な音。
美しい音楽。歌えること。誰かの声。言葉。
自分の身体をマッサージした時の気持ちよさ。
ストレッチした時の
じわじわ血液が流れる感覚。
呼吸した時に酸素が全身に行き渡る感覚。
リラックスした時の身体のじんわりした重さ。
足が大地とつながっている感覚。
生命を感じさせる心臓の鼓動。

風の心地よさ。
太陽のあたたかさ。
雨で濡れた土やコンクリートの匂い。
雨粒のツルッとした丸み。
水の冷たさ。川や海の音。
芝生を踏んだ時のひんやりした柔らかさ。
澄み切った空の青さ。流れる雲の芸術。
触ると暖かい木の幹や、心を癒す緑の葉っぱ。

笑えること。涙が出ること。感情が動くこと。
人の肌の柔らかさ。あたたかい体温。
誰かとこうして出会えたこと。
言葉を交わせること。
自由に話ができること。
同じ気持ちになれること。
誰かの優しさで心がじんわりすること。
見守ってくれる存在。
自分を愛してくれている人たち。
離れていても誰かを想えること。


この世界は、有り難いことで溢れている。
それらの素晴らしさを思うと、
幸せでしかたない気持ちになる。
もう満たされていることを知る。


特別なことは何もいらない。
見ようとすれば、この世界は美しくて元々。
心を開けば、人はいつだって
幸せを感じることができる。

 
 
 
 
 
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